鈴(リン)

鈴玖さんのワンワンです。
犬種はMIX。この絵を描いた時点で、約5歳の女の子。
典型的な日本の雑種、という趣で、可愛いです。
片耳たれてるところも、なんとも言えず…。(^.^)
実際はもちろん飼い主さんの顔を、ひたすら見上げている写真だったのですが、背景入れたら空を眺めているような感じになってしまいました。(^_^;
犬はひたすらこちらを見上げる顔が可愛いですよね。
何かいいことあるかな〜、注目! という感じで。
たれているほうの耳が、柔らかそうに描けたかなあ、と思います。

鈴玖さんのメッセージです。

皆様書いていらしたので、ウチの犬の馴れ初めを書かせていただきます。 鈴は私が中3の時(今から約5年前)に、兄弟と一緒に川沿いに捨てられていました。
♂♀合わせて5匹の子犬を私の友達が拾ってきて、その内4匹は貰い手が見つかったのですが、たった1匹だけ余りました。
その余った子が鈴です。
決してどこかおかしいわけでもないのに、たまたま余ってしまった鈴は、保健所に行く一歩手前までいったのです。
元々ずっと犬が飼いたかった私は、その話を聞いてその子を助けたいと思い、家族に話しましたが、即却下されました。
しかし押しに押して、家族の返答が曖昧になった所で、次の日に予告もなく友達から貰ってきました。
既にそのとき3ヶ月を過ぎていたと思います。

最初は怖がって下駄箱の下に隠れて出てきませんでしたが、今では愛嬌とテンションだけは誰にも負けない犬になりました。
今では反対していた家族の方が可愛がっています。
その中でも、私に一番懐いてくれているのが何より嬉しいです。
今、私は一人で暮らしていて、鈴は実家に居る日々を送っています。
お互いとても淋しいですが、頻繁に帰り、帰ったら一日中遊んでます。
私は今トリマーの専門学校に行っていて、技術だけでなく、犬について色々知識を学んでいるのですが、その切っ掛けをくれたのは他ならぬ鈴でした。
一人前になったら、絶対鈴を迎えに行きたいと思っています。


犬一匹飼うにも、色々なドラマがありますよねえ。
猫と違って犬は野良とかが許されないし(やっぱり大きいし、噛みますからねえ…。犬好きには辛いですが、現実問題としてはどうしても) 飼えなかったら命の存在も許されないというのは、家畜の運命とはいえ、複雑なところでもあります。
しかし一度飼ってしまったら、家族ですから。
そういうのも運なのでしょう。
そういえば、三代目ポチコも、来たばかりの時はものすごく臆病で、呼んでも物陰に逃げるという、仔犬としては可愛くないヤツでした。(笑)
今は私が行くと、ものすごい勢いでウェルカムタックルをかましてくれます。
えーと…多分体重25キロくらいはある…んじゃないかと。
腰を据えてないと吹っ飛ばされます。
ビクビク犬の方が、後で家族には愛嬌振りまき犬になるのかもしれません。鈴ちゃんと早く暮らせるようになれるといいですね。(^.^)

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