セクハラワープロソフト

ボーイズ小説を書いていらっしゃる皆さま。
辞書登録をしていると、（もしくは単語予測が働いていると）
予測変換機能つきワープロから、セクハラされることはありませんか？

小説を書いていく中で、私は幾つも単語登録をしました。
怪しいヤツです。もちろん。
「挿れる」とか、当然「抽送」もバッチリ辞書登録。
そうするとですね。
いくと打つと、大体「イク」と変換されるし、なにと打つと「ナニ」と即座に変換されるという、大変便利な機械になっていきます。

しかしですね。
こういった調教を施したワープロソフトは、普通の文章を打っている時も、しょっちゅう怪しい単語を連発しはじめます。
「いれる」などと打ち始めると、いきなり文章予測機能で

「挿れて欲しいんだろ？」

などと出てきたりするのであなどれません。
なっ…何だか解りませんが、何も入れて欲しくありませんっ。
などと画面に向かって言い訳することになったりします。
（ホントにした）

あれがアレになっただけで、難しい文章も、妙にエロテイストに早変わり。
エッチな文章を書いている時は便利な単語予測も、普通の文章を打っている時は、単なるセクハラ野郎です。
あーんな言葉や、こーんな赤面するような文章を、次から次へと出すなんて。
はしたなくてよ、ＡＴＯＫ。
私はそんな風にあなたを調教した覚えは…。

……あります。すみません。

しかも「挿れる」なんて単語は、

「挿れて」「挿れたい」「挿れちゃえ」「挿れない」「挿れよう」
「挿れられ」「挿れられた」 「挿れられる」

などなど。
なにもそこまで…というくらい、色々な活用が単語登録してあります。（笑）
コウちゃん、山のように挿れられているんだね。
ウチの小説で、唯一の受ですしね。（そうだったか…）
冬馬涼一は受も攻も、女ともヤルので（←ヤルも一発変換）論外。

そういえば
少し前は私、ホラー小説なんか書いておりました。
ネット発表はしておりませんが…(^_^;
その頃は「ちから」と打つと「力」じゃなくて「血から」と変換されたものです。
いや、エロ単語と、どっちがいいかと聞かれても困りますが…。（笑）

という訳で、今日も私は日々ワープロソフトくんの「調教」にいそしんでいるのでした。
皆さまもどうぞ、「調教」に励んでやってください。
「あ」と打つと即座に「ああっ…いいっ」と出てくるくらい調教できれば、よその人には絶対使って欲しくないパソコンに、見事仕上がります。

うむ。私の場合、
自分以外の人が誰もパソコンに触らない環境でよかった、よかった。
でも私が死んだら、積み荷を燃やしてくださいね。（笑）

ＥＮＤ