秋葉原バックステージツアー1
バックステージツアーとは、劇場とか行ったことのある人は知っているかもしれませんが、舞台の裏側を見るツアーのことです。
別に私は秋葉原のお店の裏側を知っている訳ではないので、厳密にはバックステージツアーという事にはならないと思いますが、でも怪しげな辺りをまわったりする所が、そこはかとなくアンダーグラウンドでバックな感じ。
そこで、バックステージツアーと名付けてみました。
家電を語ってもしょうがないし、パソコンに関してはまだ素人なので、ここはやっぱりメインはゲーム系と、グッズかな、と思います。
地方の人も秋葉原に遊びに来たとき、そこはかとなくでも参考に出来るようなものにしたいです。
でも実は秋葉原って、原宿と一緒でアンテナ店とかも多いし、小さな店の入れ替わりも激しい。だからとりあえずは、2000年6月時点での情報だと思ってくださいませ。
「ブロスショップ」
ここは1999年春からT-ZONEの一階に間借りするような形で入っていたお店。
特徴はファミ通ブロス等の通販コーナーでしか手に入らない商品が、ごそっと積んであったって事。
特にファイナルファンタジー8の売り出しと時を同じくして開店した店だったので、FFシリーズのお素敵なグッズがたーくさんありました。
ありました、と過去形にしたのは、やはりアンテナ店だったらしく、今は閉鎖してしまったからです。
通販申し込むより行って選んで買えるって所が魅力的だったんですけどねえ。
私はここで、FFのカレンダーとか、キーホルダーとか、テレカだとか、ポスターだとか、山のよーに買っちゃいました。
もしかしなくても企業に踊らされてますが、でもいいんです。買わないで、あの時買っときゃ良かったと後で思うより、何でこんなもん買っちゃったんだ? と言って後悔したいのです。
そう、欲しいものは買う! そんなオタクが不景気をぶっ飛ばすのです。
…多分。
でも人間欲が無くなったら、後は枯れてくだけですからね。
ブロスショップ、確かに今は閉店しているんですけど、一部のグッズはヤマギワソフト店の上の辺りに(何階だか忘れた)小さいコーナーを作って売っているはずです。
FF7の銀色のフィギュアとかが、できが良くっておすすめです。
同じものは、コトブキヤとか、ボークスとかにもあるので、後で紹介しますね。
「メッセサンオー本店」
なんか、ソフト売り出し日には男の列がずらーっと並んだりするので、女の子にはちょっと、ぐげ、なお店。
まあ、普段の日は別に普通の店なので、ちゃっと入っちゃえばなんて事もないんですが。
一階は普通のゲームソフト売り場。目的は二階。
二階にあるのは、普通のゲームグッズと、それから海外のゲームです。
(2002年現在、隣の建物に海外ゲームのコーナーは移ってます。2階の奥は女性系ゲームがたくさん置いてある店になっております。女性系ゲームっていうのは、つまりボーイズラ…げふげふ)
海外のものと言っても、秋葉原に色濃く臭っている怪しげなアジアのものではありません。アジアンなものはコピー商品だったり、そのままじゃ動かないよーなパチモンだったりしますからね。
(それはそれで楽しいけど)
ここにある海外物は、全てアメリカ&カナダのゲームです。
もっとも、プレステに関しては、アメリカ、カナダのものも日本のプレステでは動きません。
だから、ここにはアメリカのプレステ本体も売っております。
うーん、確かだいたい二万円くらい。でも向こうでもプレステ2が出たから、これから値段下がるかも。
海外版のソフトも、それなりに売ってます。
「XI-サイ−」の海外版なんて、アメリカ人の美的センスを疑ってしまう、みにくーいアクイちゃんがジャケットに描いてあったりして、のけぞること請け合いです。
私はここでファイナルファンタジー8のアメリカ版を買いました。
ジャケットが日本のものより派手で、なかなかナイス。
ゲーム自体は変わらないけど、もちろん全部英語。
ジャケットだけでも見たい人は、イベントで英国犯罪博物館に来てください。ゲームでスペース取っている時はディスプレイしてありますので。
プレステ以外で特筆すべきなのは、やっぱりゲームボーイ。ポケモン。
海外版のポケモンが、ごそっとおいてあるんですけど、青とか赤、の他に、色々なカラーのものが置いてあるんですよ。
中身はどんなものか知りませんが、見た目はキレイです。
海外ゲームボーイは、日本の本体でもそのまま遊べるそうです。
カラー専用ソフトは、カラーゲームボーイでしか遊べないですけどね。
海外のゲーム雑誌もちょっとあります。
でもビニ本だから、中身は見られません。残念。
グッズは、私的に嬉しいのは「バロック」のグッズがあることです。私が知っている限りではここだけなんで。
(いや、私そんなに顔広くないので、他のどこかにもあるかもしれませんが)マグカップやポストカードが手頃な値段です。
Tシャツは、主人公か上級天使様のものならGETしたいとこだけど、異形だったりするので、ちょっとううむ。
他にも格闘ゲーム系のグッズとか、そうそう、FF8のTシャツがブロスショップで売り切れてたときも、ここにはあったりしました。
そういう事があるので、秋葉原巡りには欠かせないお店です。
こなみるくも出張してて、コナミのグッズも置いてあります。
でもコナミならここより駅前のゲーマーズの方がたくさんあるかも。
「セガフリークス」
グッズならブロスショップかなーって、なんとなく思っていたけど、セガのグッズなら、何たってここが一番ですね。
ぷよまん♪
何はともかく、ここに来たらぷよまん。
ぷよまんを買いましょう。別にぷよせんでもいいけど。
関東の人間には通販か、広島へ行って買うしかなかったぷよまんが、さくっと手に入ります。
6個入りだの12個入りだの、箱でも買えますが、お試しだったら、一個からでもOK。一個から買えるのは、ふつーのぷよまんと、カスタード入り、それと、今月のぷよまん(だったはず)
今月のぷよまんは、文字通り月ごとに変わります。
あなたがセガフリークスにいつ行ったかで、買えるぷよまんが違うという。
私のお薦めは、ゆずあんですかね〜。
と、まあ、ぷよまんに代表されるように、ここにはぷよぷよの商品がたくさん置いてあります。あー、もちろん、あるるとか、カーバンクルの商品もいっぱいありますけど。
あとは、セガといったら忘れてはならない、せがた三四郎グッズ。
CMのせがた三四郎は星になってしまったけれど、ここではキーホルダーになっていたり、鉛筆の尻に付いていたりして、生き生きと活躍しております。
一度見に来るといいでしょう。
(たぶん2002年の今は、もう無い…と思います。寂しい…)
もちろん、セガと言ったら思い出す、ソニックのグッズも満載。
でも何故か、ふとピカチュウなんかも置いてあったりして、結構あなどれないです。
え? シェンムーのグッズ?
ありましたよ。もちろん。ありましたけど…。
「ゲーマーズ」
グッズと言ったら、ここを外しちゃダメよね、って感じですね。
店のオリジナルキャラクター『デ.ジ.キャラット』ちゃんのグッズは、もちろん快進撃。
私がよく行くのは、『ゲーマーズスクゥエア店』なので、ここの話をメインに。
(2002年現在、ここはガシャポンとリサイクルグッズの店になってます)スクゥエア店は、ちょっと分かり難いところにあります。
ここの一階は、たーくさんのガシャポンで埋め尽くされてます。
二階には、私行ったこと無かったんですけど、この間友達と、ふと入ってみました。
そしたら、コスプレ屋でした。
いろんな、コスプレに必要なものが売ってます。出来合いの服も、ずらっと下がっているし、服を造るために必要な小物もたくさんおいてあります。
わー、確かにこれはあると嬉しいかも、って思ったものに、ファイナルファンタジー8の、ガーデンの校章なんてのがありました。
確かに、これは制服造るときには欠かせないくせに、あの複雑な校章を自分で描くなんて不可能ですから。(よっぽど技術と根性のある人じゃない限り、安っぽくしか出来ないと思います)
この校章があれば、とりあえず服は自分で造って、校章だけつければいい訳ですね。悪くないです。
あと、紋章っていえば、クラウドのベルトに付いてる、あのマークだけ、ってのも売ってました。
友達は、ここで忍者の「くない」を買っていきました。
何に使うかって、今なら、NARUTOですね。もちろん。
この日は、ナルトが頭につける、あの忍者の額あて(なんて言うんだか忘れましたけど)は売り切れでした。
ここには、FF8のサイファーのガンブレードなんて珍しいものが売っていましたけど、えらい金額でした。
ええと、12万円くらいだったでしょうか?
それから、ここが本場だけに、デ.ジ.キャラットちゃんコスプレセットも充実してます。
うさだひかるの(うただでは無い)耳に付けるサイコロも売ってました。
3階は、LD.CD.DVD売り場。
それと、たくさーんのリサイクルガシャポン。
コカコーラのフィギュアも、もちろん売ってます。
ガシャポンの買い取りにも力を入れてるようで。ただ私は売ったことはないので、いくらで買ってくれるかは知らないんですけど。
4階には行ったことがありません。アイドル、声優フロア。興味ある人はどうぞ。
うーん、5階と6階にも行ってないです。けっこう偏ってますね、私。5階は、アニメのセル画とかを売ってるみたいです。ポスターとか。
6階は、ずいぶん前は、トレーディングカードの交換場所でした。
その時は2回ほど行ったことがあったんですけど、何ともすごい場所でした。
女の行くとこじゃありません。
広い場所にテーブルと椅子がおいてあるだけの場所で、平日行ったときは、がらーんとしてたので、日曜にもう一度行ってみたんですよ。
そしたら、うわあ…。
男が、男ばっかがぎうーっと詰まっていて、なんか、話し声がうなりのように響いているのです。
うわ〜ん、わわ〜ん、と野太い男声が部屋中に響き渡る〜。
こ、こわかった。
賭場? 賭場ですか、ここは。男の社交場?
即刻引き返してきましたとも、ええ。
そのうちそこは、Pia・キャロレストランという名前の、コスプレレストランになったらしいんですけど、私は行ってません。
でもここのレストランも、夏前に閉まっちゃうらしいので、次は何になるんでしょうね。
とりあえず、秋葉原バックステージツアーの1はこんなところです。(^.^)
次はもっと濃い店を紹介しましょう。
濃いといっても、まあその、女が入れるくらいの濃さですけどね。(笑)
それでは、次回をお楽しみに。
END
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